現在の結婚式の主流な傾向
現在の結婚式の主流な傾向と、会場形式、予算について詳しくご説明いたします。
■現在の結婚式の主流な傾向
1. 招待人数の二極化
現在、結婚式の招待人数は二極化が進んでいます。
少人数婚(家族婚・親族婚):
特徴:家族やごく親しい親族のみを招待し、アットホームで心温まる式を望むカップルが増えています。費用を抑えやすく、ゲスト一人ひとりに手厚いおもてなしが可能です。
大人数婚(一般的な披露宴):
特徴:友人や会社関係など大人数を招待する従来の披露宴形式も、引き続き人気です。ただし、**「ゲストへのおもてなし」**を重視する傾向が非常に強く、料理の質や引出物の選定にこだわる方が多いです。
2. 形式の多様化と「カスタムメイド」志向
画一的な式ではなく、お二人の個性やストーリーを表現するカスタムメイドな結婚式が主流です。
カジュアル化:格式張った演出よりも、ゲストとの歓談や交流をメインにしたカジュアルなパーティ形式が増えています。
テーマ・コンセプト婚:お二人の趣味や好きなものをテーマにした統一感のある装飾や演出を取り入れます。
「会費制」の増加:特に都心部やリゾート地での二次会、または1.5次会として、会費制でゲストの負担を軽減する形式も人気です。
3. 先行するフォトウェディング
結婚式を挙げない**「ナシ婚」層も増加していますが、その多くがフォトウェディング(前撮り・後撮り)**を実施しています。
和装やロケーションにこだわった、まるで作品のような写真を残すことが、結婚の記念として定着しています。
●主流な会場の形式
現在人気のある会場形式を、特徴とともにお伝えします。
〇ゲストハウス
一軒家を貸し切りにするスタイル。
プライベート感があり、自由な装飾や演出がしやすい。庭付きなど、開放的な空間も魅力。演出や内装にこだわりたい、オリジナリティを追求したいカップルにおすすめ。
〇専門式場
結婚式のための施設。設備やサービスが充実しており、経験豊富なスタッフが多い。和装婚にも強い。
準備をスムーズに進めたい、サポートを重視したいカップルにおすすめ。
〇ホテル
交通の便が良い場合が多く、遠方ゲストに宿泊の手配がしやすい。大規模な披露宴にも対応可能。
格式が高く、上質なサービスが期待できる。遠方からのゲストが多い、大人数での開催を考えているカップルにおすすめ。
〇レストラン
料理の質が高いことが最大の魅力。アットホームでカジュアルな雰囲気になりやすい。
小規模なパーティにも最適。 ゲストへのおもてなし(特に食事)を最優先したい、少人数での開催を考えているカップルにおすすめ。